「素振り」というと、
何を思い浮かべますか?
野球、テニス、剣道、など…
そう、バットやラケット、木刀などを手にして
練習のために振ることですよね。
あのイチロー選手も
「高校時代は毎日10分、3年間欠かさず素振りをした」
とのこと。
素振りは、
相手がいるわけではなく
実際にボールを打つなどの
「実践的」練習ではないため
ともすれば、単調になりがちです。
しかし、だからこそ
自分のペースで練習でき
改善点もわかり
失敗を気にせず、何度もトライできる
というよさがあります。
実は、英語の習得にも、
このような「素振り」的な練習が
とても効果的なんです。
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英語学習と、英会話の根本的な違い。
それは、
英語学習=学校の文系科目
英会話=体育会系のアクティビティ
である、という点です。
英語学習は、学校の科目であり
机の上で、教科書とノートを使って勉強し
テストもある科目。
それに対して、英会話は
練習すればするだけ上達する、
体育会系のアクティビティ。
だから、
筋肉をつけたり、動きの勘をつかんだり
プレーの質を上げるために
反復練習が必要です。
つまり、
「学校で6年間も英語を学んだのに
話せるようになっていない」
その理由は、ただ単に
「効果的な練習を、
効果が出るべき一定の期間、
反復練習したことがない」
それに尽きるのです。
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ここでいう効果的な練習のひとつが
「素振り」です。
素振りで重要なのは
一人でできて
短い時間で完了して
毎日続けられること。
英語に当てはめると、
・音読
・シャドーイング
・瞬間英作文
などがありますが
日本で英語教育を受けた方に
特におすすめするのは、
音読です。
テキストがあるので
なんとなく安心しますし
インプットとアウトプットを
同時に行えます。
また、
視覚と聴覚の両方を使うことで
脳を活性化する効果もあるとのこと。
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中学校の教材でも
英語のニュースでも
TOEICや英検の教材でも
英語の小説でも
なんでも、いいです。
今、取り組んでいる、その文章を
1日につき、1パラグラフ
毎日20回、読んでみてください。
同じところを20回。ここが重要です。
5回も読めば内容が頭に入ってきますし
10回も読めば、淀みなく音読できるようになり
20回も読めば、覚えてしまう文章も出てきます。
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音読以外の素振りとしては
初級以外の方であれば、
音声だけを聞いてシャドーイングするのも
とてもいいと思います。
1分程度を自分で録音して聞いて
言えなかったところは、言えるようになるまで
何度も口に出してみましょう。
また、「瞬間英作文」も
瞬発力をつけて、英語の表現力を広げるのに
おすすめです。
これも、できなかったところは
できるようになるまで
何度も練習しましょう。
私も
・シャドーイング
・ニュースの音読
・音声のみで瞬間英作文
・オンライン英会話
といったメニューの中から
2つか3つの「素振り」を
毎日欠かさず続けています。
毎日たった10分でも、
積み重ねた結果
ふっと「楽になった」と思える瞬間を
何度も経験しています。
{{name}}さんもぜひご一緒に
毎日、練習を積み重ねていきましょう。
そして、
「あれ?口から英語がこぼれた...」
という瞬間がきたら
ぜひ、教えてくださいね。
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【Today's quote】
The expert in anything was once a beginner.
-Helen Hayes
どんな分野の専門家だって、最初は初心者だったの。
-ヘレン・ヘイズ
(アメリカの女優)
どんなことでも、始めたばかりの頃は
目標までの道のりの長さに、
心が折れそうになることも
ありますよね。
自分の目指す分野で
華々しく活躍されている方を見ると
「きっと、あの人は特別だから…」と
自分と比較して、落ち込んでしまう。
そんなことも、あるかもしれません。
だけど、その、ご活躍の方だってきっと
初心者である状態から始めて
一歩一歩進んできたからこそ
今があるのですよね。
私も、いつも、自分に言い聞かせています。
一歩一歩進めば、必ず、できる日が来る、と。
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