#13 子どものひとりごとに学ぶ

just_be_yourself Jan 10, 2019

幼い子どもが
一人遊びをしながら
ずっとひとりごとを言っているのを
ご覧になったことがありますか?

うちの娘は4歳なのですが
毎日のように
おままごとをしながら

「ふぶきちゃん、これ着ていいわよー。
 “わーありがとう!”
 ガルちゃんはだめわよー。
 “どうしてー?僕も着たいよう”
 あー大変!落っこちちゃったー。
 助けを求めてみるかしらー?」

などと、ひとりで延々と
大きな声で

・実況
・セリフ
・感想

などを入れながら
語っています。

「だめわよ」

など、間違った言葉の使い方もありますが

「助けを求める」など
ちょっと高度な表現もあったりして

いつの間にこんな言葉を
覚えたんだろう?と
驚くこともしばしばです。

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私は、大学のゼミで
母語習得と
第二言語習得のプロセスを
学んだのですが

社会文化理論という学問では

子どもの言語発達において

「他人に向けて話すというより
 自分自身に話す」

という、モノローグのような発話を

「プライベートスピーチ」

と言う、と知りました。

この、娘のひとりごとを見て
これがそうなのか!と
ちょっと、感動しました^^

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人に聞かせるわけではなく
自分で、思いつくままに声に出して
少しずつ
自己修正をしていく。

つまり

インプットされた膨大な言葉の中から
試しにアウトプットしてみて
適当かどうか、自分で確認する。

この作業の繰り返しの中で
自分自身の言葉を構築していきます。

娘の例でいうと

「助けを求める」という
言い回しを試しに使ってみて

無意識に、
文脈にあった使い方かどうかを
確認しています。

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これは、
英語を第二言語として学ぶ私たちにも
とても有効です。

よく「ひとりごとを英語で」
という練習法がありますよね。

あれも、まさにこれです。

この練習法には

・好きなだけ時間がかけられる
・間違っても、恥ずかしくない
・いつでもどこでもできる

という利点があります。

初心者の方は
とにかく目についたものを
単語にしていく。

慣れてきたら
自分の気持ちを表現したり
情景を描写したり。

例えば、駅のホームで

「人がたくさんいるな。
 それにしても暑いな。
 あと2分で電車が来るな。」

「There are a lot of people.
 It’s so hot.
 The next train is arriving in 2 minutes.」

など、なんでも構いません。

人がたくさんいるところなら
声に出さずに、つぶやいてみるだけでも
立派なアウトプットになります。

アウトプットをした量だけ、
英語を楽に話せるようになります。

ぜひ「英語でのひとりごと」を
習慣にしてみてくださいね!

応援しています!

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【Today's quote】
Language shapes the way we think, and determines what we can think about.
-Benjamin Lee Whorf

言葉が考え方を形作り、何について考えるかを決める。
-ベンジャミン・リー・ウォーフ(アメリカの言語学者)

将棋の羽生善治さんは

「言葉は人をつくる。
 だからこそ、口に出す言葉はよく考えて大切に」

を信条とされているそうです。

「口から発する言葉から感情が生まれることもあるので、負のサイクルに入らないように気をつけている」

とおっしゃっていました。

「言霊」という考え方もありますね。

英語であれ、日本語であれ
他の言語であれ
大切に、言葉とつきあっていきたいなと思います。

 

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