突然ですが、
「オーバーラッピング」って
聞いたことがありますか?
英語の音声を聞きながら、
それにかぶせる(オーバーラップさせる)ように
自分の声を重ねて
同じ英文を読む練習方法です。
テキストを見ても構いませんし
覚えてしまえば、見なくても構いません。
「読む」「聞く」「話す」が
一度にできるので
リーディング、リスニング、スピーキング
の3要素を
まんべんなく刺激できる練習方法です。
似た方法に「シャドーイング」がありますが
そのお話はまた今度しますね。
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さて、先日のことですが
家で一人でお掃除するときに
久しぶりにマドンナを聴きたいなあと思って
音楽をかけて歌いながら
お掃除したんです。
(ストレス解消できて、
すっごく楽しかったです!)
数年ぶりでしたが
ほとんどの曲は
細かいところまで覚えていて
歌詞を見なくても
全部歌えました。
というのも、
私は高校生の頃
あまりにもマドンナが好きで
歌詞カードを見ながら、
同じように歌えるようになるまで
何回も何回も練習したのです。
もちろん、すぐに歌えるように
なるわけはなく
たぶん、1曲につき100回くらい
練習してるんじゃないかなぁ
と、思います。
そんな曲が、マドンナ以外も含めると
数百曲
頭の中に入っています。
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当時はただ
「好きな曲を英語で歌えるようになりたい」
の一心だったのですが
今振り返ると、これは
「オーバーラッピング」を
しつこくしつこくやっていた
のだな、ということに気づきました。
お手本に合わせて
発音
アクセント
英語特有のリズムやフロー
リンキング/リダクションなどの音の変化
を身につけていたのですね。
また、音声面だけでなく
歌詞を読みながら何度も練習することで
英語を英語のまま理解する回路ができ
様々なフレーズを覚え
ボキャブラリーも増える
といった効果もありました。
この、洋楽で培った英語の感覚は
間違いなく
私の英語力の礎となっています。
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歌ってみたい英語の歌はありますか?
学生の頃、大好きだった歌や
人生の大切な日の思い出の歌。
今は、ストリーミングサービスなどで
簡単に音楽が手に入りますし
歌詞もインターネット上で公開されています。
歌詞カードを見ながら練習しても
速くてついていけないところは
早口言葉だと思って
何度も何度も練習してみましょう。
必ず、いつかできるようになりますよ。
Practice makes perfect!
応援しています!
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【Today's quote】
It always seems impossible until it’s done.
-Nelson Mandela
なにごとも達成するまでは不可能に見える。
-ネルソン・マンデラ(南アフリカ第8代大統領。ノーベル平和賞受賞)
小さな頃、
自転車に乗るなんて
とてもできない、と思っていました。
父と一緒に何日も何日も練習して
ようやく一人で乗れたときの感動を
昨日のことのように覚えています。
ある調査によると
ネイティブが3億9千万人
非ネイティブが13億6千人
世界中で合計17億5千人が
英語を話しているといいます。
これをお読みのあなたも、必ず
「なりたい英語」を
手に入れることができますよ。
応援しています!
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